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ハワイのシンボル、ダイヤモンドヘッド。誰にも知られるこのダイヤモンドヘッドですが、標高232Mの頂上から見渡す眺望の素晴らしさを知る人は意外と少な いようです。この頂上まで続く登山道をのんびりと歩くハイキングツアーは、子供からお年寄りまで気軽にお楽しみ頂けます。ダイヤモンドヘッドの頂上から眺めるワイキキは忘れられない光景です。
取消料基準は必ずお読み下さい。
9:20~10:00頃タチバナエンタープライズのダイヤモンドヘッドハイキングツアーではワイキキ地区の所定の各ホテルへお迎えにあがり、ダイヤモンドヘッド州自然記念公園の入り口までお送りいたします。 |
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10:15頃ダイヤモンドヘッドに到着。入り口を過ぎ少し行った所からいよいよハイキング道の始まりです。ここを過ぎますとトイレはありませんのでご注意下さい。(右の白い建物がトイレです。)頂上までは写真を撮ったり所々休憩をとりながらのんびりハイキングを楽しんでも約40分から45分もあれば十分です。 |
最初はコンクリートで舗装された歩道からです。舗装された上に平坦ですから余裕で歩けますが、しばらく歩くと歩道が山道に変わります。斜面も徐々に急になって来ていよいよ「登山」という雰囲気になってきます。 山道入り口から山頂までの距離は片道0.7マイル(1.1キロ)で火口底面から山頂までの高さは560フィート(170メートル)あります。山道の一部には急勾配の階段もありますが、ゆっくりと時間をかけて登ってください。帽子や日焼け止めなどをご用意された方がよいかも知れませんね。 |
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最初の展望台を過ぎると1つ目の階段が見えてきます。この階段はあまり急でなく、比較的楽に登れますが76段ありますから無理は禁物です。この階段を登りつめると1つめのトンネルがあり、トンネルを出るとすぐに2つ目の階段があります。 |
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2つめの階段を登り再度トンネルの中に入ります。螺旋(らせん)階段を登り終えればコンクリートに囲まれた部屋に到着します。ここは軍事下にあったときの攻撃統制室です。こちらで登頂証明書を販売しておりますが、タチバナエンタープライズのハイキングツアーではこの登頂証明書もツアーに含まれていますので、お買い求めは不要です。 |
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当ツアーではお1人様1本づつミネラルウオーターをお渡しいたしますが、ハイキング終了後のどが渇いた方はこちらの売店にてお買い求め頂けます。(料金は実費が必要です) |
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11:50頃お迎えの車はハイキング前に車を降りた場所と同じ場所で皆様をお待ちしております。集合時間より早くハイキングが終わった方は集合場所でお待ち下さい。ドライバーがダイヤモンドツアー登頂証明書をお渡しした後、12:20~12:40頃 ワイキキ地区各ホテルへ帰着します。 お疲れ様でした。 |
アラモアナ・ホテル | 9:20AM |
プリンス・ワイキキ | 9:25AM |
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ | 9:30AM |
アンバサダー・ホテル・ワイキキ | 9:35AM |
シェラトン・ワイキキ | 9:40AM |
ハイアット・リージェンシー・ワイキキビーチリゾート | 9:50AM |
アロヒラニ・リゾート・ワイキキビーチ | 9:55AM |
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート | 10:00AM |
- キャンセルポリシー: 参加日の2日前の正午12時以降は100%キャンセルチャージがかかります。
- 催行会社側の判断により、悪天候などの理由から経路の変更や催行中止となる場合があります。
- 大金・貴重品のご持参はお控えください。
- ドレスコード: ハイキングにあった楽な服装および靴でご参加ください。サンダル、スリッパは不可。日焼け止め、サングラス、帽子などをご持参されることをお勧めします。
- 18歳以下のお子様は必ず大人同伴でご参加ください。
- ハイキング中のトラブルは各参加者自身の責任となります。
- ツアー不催行日:ホノルルマラソン(12月第2日曜日), クリスマス (12/25), 元旦(1/1)
どのようにしてダイヤモンド・ヘッドは形成されたか 際立って目立つ海側の山頂、深く浸蝕された山肌そして卵形の噴火口はレアヒ(マグロの額とハワイの人が呼んだ山の名称)の非常に活発な地質学的活動の歴史を示しています。オアフ島の形成は約250万年前から300万年前に起こった二つの火山の噴火によるものです。その後長期の浸蝕が続いた後に火山のなごりとしてコオラウとワイアナエ山系が残りました。 その後約200万年にわたる火山活動の休止の後にコオラウ山系の南東の端が噴火しましたが、海岸に近かった為にマグマが水と水蒸気により灰と微粒子になりました。空気中に吹き上げられた微粒子が結合して疑灰岩となり、レアヒ(ダイヤモンド・ヘッド)の火口丘を形成したのです。 ダイヤモンド・ヘッドは約30万年前に起こったただ一度の短期間の噴火によって形成されたと考えられています。広い受皿型の噴火口は350エーカー(1.4平方キロ)の広さにわたり、その横幅は深さより大きいのです。外輪山の南西部が最高頂となっています。その理由は噴火中に風によって灰がその方向に吹きつけられたからです。噴火の後、火口の外壁は風雨や打ち寄せる波により浸蝕され、風化されました。現在はサンゴ礁が噴火口の海に面した斜面を浸蝕から守っています。 現在ダイヤモンド・ヘッドはハワイで特に有名で最も写真に撮影される名所になっています。 疑灰岩により形成された火口丘として独特な浸蝕の型を示すすぐれた一例として1968年に国立の自然史跡に指定されました。 自然環境 非常に雨の少ない気候と険しい岩山の斜面、層の薄いダイヤモンド・ヘッドの土壌に育っているのは、潅木と草木類が大部分です。植物学者によると噴火口のある辺りは以前森林でおおわれていたとのことですが、現在ではわずかな種類のハワイ原産の植物が噴火口の斜面に残存しているにすぎません。1900年代の初め頃まで雨水が火口の底にたまって小さな湖を作り。そこにはハワイ原産のカモやクイナの種類であるオオバンやパンが繁殖に訪れていたということです。 今皆さまが噴火口辺りで見かける動植物は1800年代以降にハワイに入ってきたものです。木のなかで特に多いのは豆科のメスキートの仲間であるキアベ(Kiawe)とコア・ハオレ(Koa haole)です。これらはもともと牛の飼料としてハワイに持ってきたものですが、高温で乾燥している気候によく適合したものです。 火口附近では、元来は外来種で今では普通に見られるようになった赤と灰色の二種のカーディナル、やかましいマイナー、ハト、すずめなどを見かけられるでしょう。 |
初期の歴史 一説によると火の女神ペレの妹、ヒイアカが、この山頂がまぐろ(ahi)の額(lae)のような形をしているので”レアヒ(Leahi)”と名付けられたと言い伝えられています。別の説によるレアヒの意味は火の岬、すなわち島の沿岸を航行するカヌーを助けるために山頂に灯された航海標識の火を指すものといわれています。山頂にある祭祀場は下から吹き上げる強風によってその火が消されないよう保護を願って風神に捧げられたものと言われています。1917年にダイヤモンド・ヘッド灯台が建てられました。 1700年代後期の西欧の探検家や商人達が、この山を訪れて噴火口壁面の岩石の中に光る方解石の結晶みつけ、ダイヤモンドと見誤ったことから、"ダイヤモンド・ヘッド"と呼ばれるようになったのです。 軍事上の歴史 ココヘッドからワイアナエまでの前景を一望できるダイヤモンド・ヘッドの山頂はオアフ島の沿岸防衛には理想的な場所です。 1904年にダイヤモンド・ヘッドは連邦政府に買い上げられて限定された軍用地に指定されました。1908年には大砲の砲台とカパフル・トンネルとして知られているルーガー砦から火口北壁をつらぬいて火口内に通じるトンネルの建設によりダイヤモンド・ヘッドの要塞化がはじめられたのでした。 全部で五箇所の沿岸防備用の大砲を設置する砲台がダイヤモンド・ヘッド噴火口に建設されました。それからは1910年北側の外壁に設けられたハーロー(Harlow)砲台、1913年に火口の東側の壁をつらぬいて造られたドッジ(Dodge)砲台とヒューリングス(Hulings)砲台、1916年、火口内の地下深くに造られたバークハイム(Birkhimer)砲台、及び1943年に加工南壁をつらぬいてつくられた407砲台です。 ダイヤモンド・ヘッド砲撃統制所は1908年から1909年にわたり山頂に建設され、そこには数個所にある砲台からの大砲射撃を指揮するための器械や計画室を内載しています。 |
(軍事上の歴史つづき) この観察所から監視人が射撃目標を三角測量で測定して、ワイキキにあるデルーシー砦のランドルフ及びダドレー砲台、火口外壁にあるルーガー砦のハーロー砲台からの砲撃を指揮できるのです。四階層から成る砲撃統制所はその外部を砕石を埋め込んだコンクリートでカムフラージュされています。各階にある細長い窓からは海側が望めて海と空からの敵襲にそなえることができるようになっています。砲撃統制所の四階各層と山頂の間はらせん階段と梯子で連結されています。 1915年頃、長距離砲が火口外壁斜面に設置されたことにより沿岸防衛が更に強化されました。ダイヤモンド・ヘッドにはオアフ島を外部からの攻撃から守るための準備がされましたが、戦時中、一度もここから砲撃をすることはありませんでした。 ダイヤモンド・ヘッドの軍事施設は”ルーガー砦歴史地区”の一部です。
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山道沿いの注意すべき地点
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